全ての記事を表示  徳島☆秘密探検隊とは? 探検隊の用語解説  位置情報   作戦会議
「徳島☆秘密探検隊・最新情報」
■【タウトク連載第26回!
徳島県と共に歩むσ(´▽`)、今月の「タウトク」連載は「次郎笈を牛耳ろう!最終回
月刊タウン情報トクシマ(株式会社メディコム発行)12月号好評発売中
今回を以って徳島☆秘密探検隊は終了!でもみなさんタウトクは買ってねm9(・∀・)ビシッ!!

■【上勝ポータルサイトに登場
上勝ポータルサイト「やるでないで上勝!」にリンクされました。I垣さんありが㌧でございます。
父親も母親も上勝町旭地区出身のσ(´▽`)ぉれぉれ。もはや上勝人と言っても過言じゃないでしょう?最近はとあるブログにゼロ谷が出現しているぞぉ!(ノ∀`)アチャー

■【あなたも隊員になりませんかm9(・∀・)ビシッ!!!
カヌー、登山、滝、探検、飲み会好きな皆さん!あなたも隊員になって盛り上がりませんか?
初心者の方には親切に教えましょう!随時、オフ会開催中です!山登ろう!海へ出ようm9(・∀・)ビシッ!!

隊員希望の方は左カラムの下の方のメール送信フォームよりご連絡下さいε=\_○ノイヤッホーゥ!
(入隊は無料です。登山装備、救命胴衣等は参加後、各自で揃えて下さいね。)
--年--月--日

●スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008年11月08日

●丸石避難小屋



登山に実にいい時期です。紅葉も落ち着き空中散歩には最適かもしれません。
すぐに雪の季節になりますから行くなら今ですヽ(´▽`)ノ

さて、11月1日よりせっかくの三連休なので剣山系「丸石」まで登って参りました。
土曜の昼に出て夕方より夫婦池付近にてキャンプ。
前日、霧氷が見られたという剣山ですから、ほとんど耐寒キャンプって感じです。



晩御飯は味噌鍋を作ったら実に温まりました。
発泡酒が寒くて飲めないくらい寒いのですがいろいろと着込めば心配ないからね。

服は勝つ!と言わせていただきたい。そう、♪必ず最後に服が勝つ~
その日最後に見た温度計は6度。朝方はもっと寒いけど死にゃあしませんよってにm9(´▽`)それそれ

次の日は早起きして見の越駐車場へ。剣山も飽きたし次郎笈も飽きたのでいっそのこと丸石まで足を伸ばそうということになり、どうせ行くなら伝説の「丸石避難小屋」で一泊しようと…
あまりにも急な思いつきだったのでE隊員は渋っていますが、元来山好きの人です。

「明日の朝にはきっと素晴らしい朝日が見えるぞぉヽ(´▽`)ノ」

ぬわ~んて言うと心持、遠くを見つめつつ表情が明るくなってきた気がします。

「朝焼けの光の中に立つ影はみら~まん♪」

ぬわ~んて歌うとすでに荷物を詰め込み始めていました。




登山前泊のテント泊はいつもやってますが、山上の小屋泊は生まれて初めてなんです。
前日使用のキャンプ用具からセレクトしてシュラフやマット、枕をザックに詰め込みます。
今日は俺のザックの方が大きいので入るものはみんな俺の方へ…すでに10kg超えているかもしれません。

きちんと予定しているならば大き目のザックを2つ持ってくるのだけれど、何となく考え付いたこのプラン!
これはしゃ~ない。不公平のようですが言いだしっぺの俺がサポートしなくちゃいけません。
大きな荷物を担ぐのには慣れていないけど、今日は担ぎましょう!っていうか担がせて下さい!!
心して担がせて頂きますm9(・∀・)ビシッ!!
山小屋泊を目指すのに一番大事なのは、この持ち物のセレクトです。
なんたって出来るだけ荷物を軽くするために必要なものしか持って行けないし、忘れ物したら最後、取りに戻る事はできません。なんたって1600㍍程度の人気の無い山の上です。

しかし、こういうのは一度経は験しておかないとあきません。
来年こそは「三嶺」の避難小屋泊してみたいし、道の間違いによる遭難( Д ) ..._。..._。とかになった時…
いつかはきっとこの経験が役に立つはずだっm9(・∀・)ビシッ!!…と思いつつ実行しましょう。



「山の上で夜通し過ごすなんて┣¨‡┣¨‡を通り越してちょっと怖いわぁ~」

E隊員がつぶやきます。当たり前ですけど何にも無いんですよ。コンビニはもちろん、病院も無い。
なんたって電気コンセントの一つさえない。
避難小屋ってのは電気さえ通ってないんです。雨、風、寒さをしのげるだけの小屋。
それでもこれが有るのと無いのでは命にかかわるという、頼もしい存在なのです。
山へ登る限りはいつか不測の事態に出会うでしょう。ツキノワグマに会うよりも確立が高いかもです。

そんな時、限られた道具で何をすべきなのか!ここから一体どこへ行くべきなのか!
各山頂から一番近い避難小屋を知っていれば何かの役に立つのは間違いないでしょう。
これこそ名づけて「避難小屋・熟知計画

こ、これだっm9(・∀・)ビシッ!!

剣山系の徳島県から高知県にかけて5つの名の通った避難小屋があるそうです。

① 三嶺ヒュッテ
② お亀岩避難小屋
③ 八丁ヒュッテ
④ 白髪避難小屋
⑤ 丸石避難小屋

ざっと調べただけなので詳細は不明ですが、他にももっと小さな小屋、そして今では使われていない荒廃した小屋もあるかもしれません。あ!ここでいう避難小屋とは、名前の通りに緊急事態に避難できる無料の何にも無い小屋の事ですよ。有料で泊めていただける食事付の山小屋とは違いますからね。ええ。

とりあえずこの良く聞く5つをこれから一年ほどで制覇してみようという「避難小屋・熟知計画」です。
こういうのはやはり実体験がものを言うはずです。行って覗いてみただけじゃあゎヵらん!
泊まってこそ本当の避難小屋!泊まらなきゃ何にもゎぁ~ヵらんはず!
夜通し小屋の中で過ごした者が真の勇者となるに違いない!多分、おそらく。きっと…
今回、その計画第一号として「丸石避難小屋泊」がいきなり予定もなく思いつきだけでセレクトされた訳です。



■コーヒーは必需品m9(・∀・)ビシッ!!

これはこれでやりがいのあることだ…訳のわからん「人類補完計画」よりはずっと意義があるんじゃなかろうか!

心の中でそう思いながら「丸石」まで登る体力はあるのだろうか?と思いました。
ァ '`,、'`,、'`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、'`,、 大きな事言うて行けなんだらあかんやん!

過去の登山経験よりコースを考えてみましょう。日本一のラクラクコースを見出せばなんとかなる!
普段から“一日一山・無理はしない”がモットーの俺たちです。
ご存知、体力の無さは探検隊一、ニを誇る二人です。しかし、避難小屋を知り尽くせば、二日に分けたプランで通常では登れない山にも登れるんじゃないか!
二個一の小屋泊でやっと一人前みたいな…m9(´▽`)それそれ


■ら~めんも必需品m9(・∀・)ビシッ!!

まずスタートは剣山の見の越から…もちろん登りはリフト使用。そして体力温存のまま、西島駅へ…
西島からはもちろん剣山に登らずに一番ゆるいコースにて次郎笈方面へ…
そして次郎笈にももちろん登らず、水場のあるトラバース道を経て丸石へ直行!

こ、これだε=\_○ノイヤッホーゥ!

これなら激しい登りは丸石への登りだけに抑えられるのじゃないか!
我ながら少し情けないけど、登山なんてマイペースです。コースセレクトもマイコース。
頂上を目指さない素通り登山があってもいいじゃないか。恥ずかしい事じゃない!…と思う。


■ヽ(´▽`)ノぅりゃぁ!へなへな~

予定通り見の越よりリフト乗り場へ…荷物のせいでものすごく大きくなっている47リットルザック。こんなのを抱えてるのは俺ぐらいです。ただでさえ軽装が多く、ほとんど観光地化している剣山。
特にリフト乗り場には女性や子供も一杯、その傾向が如実に表れているんです。

係員の人が「ザックは膝に抱えてください」ぬわ~んていつも言うんですが、やはり今回も言いました。
膝に乗せようにも10キロ以上あるんで重いのなんのって…俺の体重と合わせて90キロ近いはずです。

ヽ(´▽`)ノぅりゃぁ 

乗りました…そして載せましたけど西島駅までの20分間、膝が痺れずもつのでしょうか。
なんかぐんぐんとずれていきます。ああ~やっぱりなぁ…こんな大きな荷物を持つ系の人はみんな体力があって
通常の神社のほうの登山口から登るんはずなんです。実に重い…
まさに今、「いいとこ取りのゆとり教育の弊害」みたいな感じになってるσ(´▽`)ぉれぉれ


■水を入れると12キロくらいありました。

待てよ…持つだけでこんなに重いザックを背中に背負って登れるのだろうか…疑問が沸いてきました。
必要最小限の荷物のはずなのに…これが無くなれば死ぬかもしれん!というくらいに厳選セレクトされた荷物のはずなのに…

高校時代、一時的に登山部だった俺は、砂の入った10㌔㌘~20㌔㌘の重いザックを担いで山道を駆け上がるトレーニングを強制的にさせられた事をふと思い出しました。きつかったなぁ…理に適ったトレーニングなんだろうけどきつかった…
途中で何回もザックの砂を捨てて軽くしたあの夏の暑い日…そう1993年の夏…って違うかぁm9(´▽`)それそれ



厳密には1980年くらいか…小神子や日の峰に走りあがってたんです。だいたい、これがいやで登山部を辞めましたからね。ええ。俺はレンジャー部隊じゃない。もちろんレスキュー部隊でも…どっちかっていうとレスキューされる側だっ!ぬわ~んて事を思い出しながら、やはりいつもどおり喘ぎながら「剣山」、「次郎笈」の登り口を通り越して丸石山頂へ向かいます。



行く人は丸石高の瀬白髪山三嶺まで行ってるんでしょうけど、俺たちにはこれ以上は無理ヽ(´▽`)スマヌ
丸石山頂をあえぎながら目指します。背中の荷物が重いのはかなり体力を奪う予感!
でもなんとなく、なぜかしら体調が優れている!

工エエェェ(´ロ`ノ)ノェェエエ工



なんか知らんけど荷物を持つと「身が入る」というかなんというか、原因不明ですがなんやかんやで歩けてしまうという超常現象!山だけに頂上現象でしょうか。ちがいましょうかヽ(´▽`)スマヌ

笹原をどんどん超えて行く四国の山の縦走。あわてること無い、道草食い放題!写真も撮り放題!
上り坂でも許せてしまいます。ここら辺は風光明媚を着て歩くようなもんです。
今日は俺の方が元気。E隊員より先に登れてるんです。こんなことはまず無い。



13時30分に目的の丸石の頂上へ到着。1683、8㍍って表記されています。
重い荷物をおろしましょう。腰で持て!とか言われてますが、どういう風にもっても結局は肩に来ます。
いつもの登山には無い肩こりが強烈に…でももうすぐ解放されるんです。なんたって小屋泊ですからね。
今日中の移動はもう少しだけ!ε=\_○ノイヤッホーゥ!

3分遅れでE隊員が登ってきました。

「おつかれちゃん・どんごん!」



労をねぎらいましょう。暑い時は元気なE隊員ですが寒いときはペースが落ちます。今日の俺は微々たる変色王子でなんとかなりそう。E隊員は汗がぜんぜん出てないようです。歩きながらもどっちかというと寒いと言うんです。

しばらく休憩しましょう。本日初の山頂。あたりを見回します。なんたってそよ風が気持ち良いんです。
今の季節は涼しさ全開。それでも直射日光は強く、顔に日焼けを感じます。


■左から丸笹山、赤帽子山、剣山、次郎笈


反対側から見る変な形の次郎笈、そして剣山はもちろん、塔の丸丸笹山赤帽子山と今年登った山のオンパレード!オンパレードって死語ですか?ああそうですか。
ここ丸石山頂からも塔の丸方面に向かってなだらかな笹原がず~っと伸びています。道もきちんとついています。
しかし小屋はどこにも見えない…まだ先なのね…いやいや、帰らなくてもいいならまだ2時間くらいは歩けそうなんです。こじんまりと強がりの汽車を走らせてみます。

IMGP6906.jpg
■頂上寸前は笹が深い

ふと見れば何時のまにやら大勢の人が登ってきます。10人以上いるでしょうか。男性が3名くらい、女性が10名くらい。
数えてないので良くわかりませんが、狭い丸石の頂上があっという間に身動きできないほどになりました。
いきなり世界最高の人口密集地に早変わりです。

お話してみると高知の団体さんらしく、これからこの先の分岐で丸石パークに下りられるとの事。
皆さん年上の方だと思いますがとにかく元気です。

IMGP6925.jpg

丸石避難小屋の場所を聞いてみると、その方たちが行く分岐の手前らしく尾根をまだ30分くらい歩いたところだそうです。
尾根ならうれしい。少し下ろされるようなら悲しい。出来れば明るい尾根の上をガンガン行かせて頂きたい。
しばらくすると高知の皆さんは「騒がしたなぁ、ごめんよ」と下りて行かれました。
再び静けさを取り戻す頂上。



さあ、俺たちも行こう!いかんとしゃ~ない。重いザックを背負いなおします。

うぉお!(´ロ`ノ)ノ なんと前より重くなっている!
担ぐたびに重くなる呪われたザック!
…んなこた~ないのでしょうが肩が弱っているんでしょうね。担ぐたびにずっしりと食い込んできます。



明るい林の中を少々のアップダウンを繰り返しながら歩きます。木の密度が低いのでかなりの開放感。
先ほどとはちがう風光明媚に着替えた感じです。風光明媚は多いほど気持ちいいm9(・∀・)ビシッ!!
しばらくすると、先に歩いていたE隊員が立ち止まって動かなくなりました。


キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!




丸石山頂より林の中を40分ほどで待望の「丸石避難小屋」に到着です。赤い屋根の古びた小屋…

急にE隊員が (  Д ) ゚ ゚ ぶっ!っと一言…

小屋に駆け寄り中を覗いたE隊員

うげぇ~!と言いながら「もう帰る!」って言うんです。

想像していた小屋と違うんですって…ァ '`,、'`,、'`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、'`,、

こりゃ説得しなくちゃいけません。なんたってもう俺は荷物は持てないくらいの強度な肩の痛みを感じてるんです。さっき走らせた強がりの汽車がもう脱線してるんです。



「ここまで10kg背負って4時間かけて来たのに!しかも、今帰っても日暮れは午後5時、最後の方は暗闇の中をヘッドライトで歩かんとあかんぞ!暗い山道は危険で怖いぞぉ~なおかつ、これを乗り越えなんだらあんたの山行きは“日帰りのお手軽登山”のみ!“なんちゃって登山”のうわべだけかじった“ヘッポコ登山”だぁm9(・∀・)ビシッ!!」

H隊員梅隊員もこことおんなじような白髪小屋でしりとりして過ごしたんだぞぉ!」

「あえて言わせてもらおう! カス登山家であると…」

「逃げちゃだめだ…逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!!」


知り合いの事例やアニメのセリフを挙げて、時間をかけて諭して差し上げると、徐々に納得したみたいで落ち着きを取り戻しました。

( ´Α`)あふぇーよかったぁ…



既に俺にとっては現時点で緊急避難なんです。あんな荷物背負ってもう帰れない…
しかし避難小屋を非難するとはおそるべしE隊員

まあ、避難小屋なんて殺風景なものです。窓も少なく昼なお暗い。覗いて見ると入りたくなくなる感じもわかりますが、寒くなると嫌でも入れてください!って感じになるでしょう。

せめて昼ごはんだけは外で食べたいというので少し先の林間のこんもり盛り上がった空き地でラーメン!
持っていた水が1リットルだったので節約して通常の半分の水量でラーメンをつくります。
煮立たず浸からず焼きそばみたいなラーメンが出来上がりましたm9(´▽`)それそれ



午後2時30分の昼飯です。途中、行動食としていろいろ食べながら来たであまりお腹はすいていませんが、焼きそばみたいなラーメンを食べると少し気分が悪くなり、晩御飯いらないや!って感じです。

なおかつ、携帯が入るのはこの場所のみ。小屋の中は圏外!ワンセグも圏外!
しかも午後2時を過ぎるとガンガン寒くなってきました。さすが標高1600m山の上!
一度、三嶺から剣山まで縦走しているH隊員に電話してみます。

IMGP5939maru.jpg
■失敗の焼きそば風ら~めん

「…白髪小屋はここよりきれいなの?」

ちょうど帰郷してて故郷で新幹線待ちだった、H隊員は…

「白髪小屋の方が周りが開けているのと水場があります。でもそこからまだ3時間くらいかかりますよ」

と、貴重な情報を教えてくれました。ありがとうH隊員ヽ(´▽`)スマヌ

ここから3時間、歩けないことは無いけど、歩いたら明日には3時間分引き返さないといけない!
明朝には肩こり腰痛ふくらはぎ痛の三位一体、ジェットストリーム・アタックを浴びたようになるはずです。
ピストン往復登山ですので行けば行くほど、その距離の分だけ明日には帰ってこなけりゃいけません。
ここしかない!

午後4時、俺は小屋に入ります。日暮れ近くなので小屋の中はすでに真っ暗に近い…
E隊員はなかなか入りません。この歳をもってしてラブホテルに入るのを拒むような感覚でしょうか?違いましょうねヽ(´▽`)スマヌ
E隊員自身はA.T.フィールド張りまくりなんです。
これからどんどん寒くなってくる。きっと朝方は零度近くまで下がりましょう。

外に陽光があるうちは小屋の中が悪の巣窟みたいに見えましょう。
外が真っ暗になれば即座に反転、絶対的な寒さも手伝って「丸石避難小屋」がその昔、河合奈保子が歌った「大きな森の小さなお家」みたいに見えてくるはずです。

鹿や猿、得体の知れない動物の声が近くで聞こえるようになれば、お菓子好きのE隊員には童話に出てくる「お菓子の家」みたいに見えてくるでしょう。見えんか?ヽ(´▽`)ノ

さあ、真っ暗になってきたぞぉ~ヽ(´▽`)ノぎゃ~


「私を…私を…緊急避難小屋にいれて下さい!
  …私は…私は徳島☆秘密探検隊・登山部の初号員のE隊員ですっ!」


とまぁ、そんな「使途ゼルエルとの死闘」の時みたいなエヴァな事は言いませんでしたが、まあそれに近い感じであわてて避難小屋に入ってきました。
標高1600㍍の山の中、しかも夜。

外は地獄、中は天国。暮れてわかる避難小屋だもの
                                    
                                      みつを



しかしE隊員が入ったからと安心してはいけません。
これから最低でも朝の6時くらいまでここで居ないといけないのです。することは何にもない。もう寝るだけ!
シートを敷いてマットを敷いてシュラフを出します。すでにかなり寒いのでシュラフにもぐりこみます。
夕方の4時半から寝転んでます。ホンマにすることがない。

小屋のつくりは板間の10畳くらい。もちろん電気なし、窓は小さなガラスサッシで全て2重窓。ドアはスライド式のアルミサッシドアが2重に設置されています。
激しい風雨の吹き込み時の出入りでも2枚目のドアを閉めている限りは、中の人に影響を与えない作りです。
天井には雨に濡れた衣類を干せるよう、細い紐が幾重にも張られています。

電気なし、携帯なしの“強制的・過去へタイムスリップ地獄”です。もちろんお酒も無い…
なんか、文庫本でも持ってくりゃあ良かったなぁ~と思いますが後の祭り…
それでも知らない間に寝てしまい、起きたら午後7時。入院しているような気持ち( ´Α`)あふぇー



せめてラジオくらいあればまた楽しめただろうに…まさに無音地獄!
ヘッドライトの小さな明かりのみで過ごしています。
特筆すべきは昨日のキャンプ地より遥か高い標高のはずなのに寒くないんです。さすが木製の小屋!

(今は何時なんだ!ほんまに泊まってよかったんだろうか…イッテQ見たかったなぁ…)

そんな事しか考える事が無いんです。時計見ると針がなかなか動かないので見ないようにします。
携帯が不通というだけでこんなにも社会から疎外されるものでしょうか。
i-chのニュースも午前中より更新されていません。
もう今日の午前中の時点で世捨て人になったような感覚。
このまま帰らなくても、誰にも気づかれずに居なくなってしまえるんじゃあ?とさえ思える今日この頃。



結局、寝たり起きたりを繰り返しながら長い長い14時間を小屋の中で過ごしました。もちろん、この日は誰も来ませんでした。しまいにゃあ、心霊現象や動物の襲来を期待しましたがなんも無し!

酒と本、ラジオかミュージックプレイヤーは必需品です。できればスピーカーのついた機器がベスト。
大勢で来て宴会すればなんてこたぁ~ない素晴らしい時間なのでしょう。
でも急に思い立った二人きりでは寝るだけなんです。

朝起きればなんと寒いこと!外へ出ればもっと寒いの何のって、これぞ避難小屋効果!
外でテント泊なんかしてたら、きっと冷凍人間化されていたでしょう。最悪、熊にやられていたかもしれません。
古いけど、少々、匂うけどかなり頼もしい奴です。自費でもう少し明るい色に塗装してあげたいくらいですわ。
パステルピンクパステルグリーンなんかで塗ればもっと人気が出るはず!…いやあかんかもねヽ(´▽`)スマヌ



想像していた朝焼けも太陽もありませんでした。どっちかというと雨が降りそうな気配。「塔の丸」も稜線がかろうじて見得る程度…寒い中、パンとコーヒーで朝食を摂りつつ身支度をしましょう。
ここらへんの感触はどこも同じです。ホテルであろうが旅館であろうが、1600㍍に位置する避難小屋であろうが、旅立つ時はどこも同じであわただしい。

飛ぶ鳥後を濁さず…お世話になった小屋の中を見渡します。あれほど嫌がってたE隊員も、一晩泊まれば情が沸くというか、もう慣れっこというか、普通に家のような感じで動いています。
昨日の様子では、朝起きたら一番に外へ飛び出してしまうのではないか!と思っていたんです。



さあ、出発です。白いガスの中、もと来た道を戻りましょう。しかし避難小屋にはお世話になりました。ありが㌧と声を大にして言いたい。
今、俺がどこかの卒業予定の学生なら、体育館でよくやってる《全員で思い出を語るあの儀式》で、“お世話になった丸石小屋!”というフレーズを言わせて頂きたい。これだけはぜひ言わせて頂きたい!とE隊員に熱く話すと実に訝しげな表情です。

それならこうしよう。
「“楽しかった丸石登山”って俺が言うから、E隊員は“お世話になった丸石小屋”って言ってくれぃ!」

と言うと即座に「嫌!(゚Д゚#)」 と返答が帰ってきました。わからんなぁ、女心…


■実は今日の方が避難小屋必要!みたいな…

さて、思いつきで実行された「避難小屋・熟知計画」、次回は用意周到で行くぞお!ってか、みんな行こう!避難小屋で盛り上がろう!
いま、避難小屋がアツイ!いや、実際は寒いけどねヽ(´▽`)ノ


帰ってきてこんなページを見つけました。
とある山登り好きのご夫婦が評価した避難小屋ランク!

■綺麗さ
①三嶺ヒュッテ②お亀岩避難小屋③八丁ヒュッテ④白髪避難小屋、丸石避難小屋

■水場の近さ
①八丁ヒュッテ②お亀岩避難小屋(往復10分)③三嶺ヒュッテ(名頃側へ往復30分)、白髪避難小屋(高知側へ往復30分)⑤丸石避難小屋(ジロウギュウへ往復3時間)

■トイレ
①八丁ヒュッテ②お亀岩避難小屋(虫が多い)③三嶺ヒュッテ(汚い)④白髪避難小屋・丸石避難小屋(無し=笹の中)

■広さ
①三嶺ヒュッテ②八丁ヒュッテ③お亀岩避難小屋④白髪避難小屋、丸石避難小屋

■日の出・日の入り・景観
①三嶺ヒュッテ②白髪避難小屋③お亀岩避難小屋④八丁ヒュッテ、丸石避難小屋

全てにおいて最下位の丸石避難小屋。しかも林間にあるため日当たりが良くないせいか、夏場はかび臭くて我慢なら無いらしい。泊まるなら秋口から…

そうか。あれ以下は無いってこったε=\_○ノイヤッホーゥ!


-----------------------------------------------------------------------
■登山データ:丸石(まるいし)
標高1684㍍:那賀郡那賀町/三好市(旧・東祖谷山村)
11月1日(土)~11月3日(月)
1日目:小松島~夫婦池(テント泊)
2日目:見の越駅(リフト使用)~西島駅~次郎笈トラバース道(水補給)~丸石~丸石小屋(1泊)
3日目:丸石小屋~丸石~次郎笈トラバース道(水補給)~西島駅~見の越

丸石緊急避難小屋


ブログパーツ

スレッドテーマ:徳島県:地域情報

メインページへ 

コメント

●コメント
思いつきって…なんだろう…?

Posted by: BlogPetのラ? | 2008年11月10日 13:56

おお~すごいですね~。「初めての(避難小屋)お泊まり」ですくわぁ!
「避難」小屋ですもんね。E隊員の心境察するに余りある!やはり初めてはシティホテルくらいでないと・・昔の、トイレも共同、風呂もないような連れ込み宿なんぞもってのほか!ましてや市営球場の外野芝生席なんざぁもうね、あ~たね・・・何が言いたいのかよう解らぬようになって参りました。
ラ?の方がまともな文章つづってますな・・・こやつにまで抜かれたか・・・。

しかし今頃なんでエバンゲリオン?いっときはまりかけたわたすです。
TV版の最終回見て目が点になりましたわ。あんだけひっぱっといてもうね、あ~たね・・・これ以上書くと、自分の才能のなさに死に至る病にかかりそうなので去ります!
ちゃお!次回もサービスサービスでお願い!

Posted by: 毛面 | 2008年11月10日 19:18

■毛面さんコメントありが㌧でございますε=\_○ノイヤッホーゥ!

お泊りは気を使わないといけないんですねヽ(´▽`)ノ
かなりアウトドア派に鍛えてきたつもりでしたがまだまだ繊細でした。
まあ、お風呂とトイレは必需品!これは当たり前ですね。
平気で花摘みだの雉撃ちだのするようになったら俺も(ノ∀`)アチャーかもしれません。

さて今回のエヴァですが、ネタが無かったのと、ずいぶん前ですが
アメトークでエバンゲリオン芸人特集してたのでついつい…ヽ(´▽`)ノ

最終回は日本国民の度肝を抜きましたね!
おめでとう!って…
ありがとう!ここにいていいんだね!って…

伝説になった瞬間でした(゜Д゜) 

Posted by: アゲ谷 | 2008年11月10日 21:24

久々に米返し!ちなみに俵返しはサイドスープレックスである。

「”避難”小屋は最後の武器だ!俺たちは○×部隊だっ!」ってネタにしようかなと考えてたのですが、○×に入れるネタ浮かばなかったのでした~一生沈んどけ~そんな殺生なぁ~ほなさいなら~。

Posted by: 毛面 | 2008年11月13日 18:45

お久しぶりです(^^♪

登山頑張ってますね~♪

今年初めての登山行ってきましたよ~♪♪

って、これで今年は最後になるかもしれないけどw

剣山行ってきました~(^_^)/

天気が心配だったけど、晴天になって「これこそ小春日和じゃぁ~♪♪」

って話しながら楽しんできました♪

Posted by: えっちゃん | 2008年11月15日 19:20

■毛面さんコメントありが㌧でございますヽ(´▽`)ノ

そうそう!俵返し=サイドスープレックス!裏投げ=バックドロップ!
秋山の強さを(ぬるぬるしたけど)見ている限り、石井クンにも期待している俺です。
天皇に嘘つかない!記者騙す!柔道最強、これはいい傾向ですよ。
彼にはガンガン行ってほしいと思いました。

しかし毛面さん、ポップですよ!その調子ですよ。ええ。
「阿波名滝」もその調子で一本紹介してほしいヽ(´▽`)ノ
期間限定でもいいからやってみてぇ~
身勝手ながらもそう思った次第ですヽ(´▽`)スマヌ

■えっちゃんコメントありが㌧でございますε=\_○ノイヤッホーゥ!

剣山はいいですね。長崎の友達が言うてますけど徳島の山はいい!
香川に住んだらきっと思うはずって…

よかったよねえ~徳島で!海々あり山々あり川々あり!
これが香川なら海あり!讃岐富士あり、五剣山あり!でおわっちゃう!
剣山登りなはれ!吉野川漕ぎなはれ!海部川潜りなはれ!穴吹川飲みなはれ!
俺は徳島県人でよかったぁ~と思って今日もビール飲みましたヽ(´▽`)スマヌ

さて昨日は高丸山に初心者を案内!強制的に登山家にさせてあげましたよ。
この調子で登山家を増やしていこうと思ってます。
次回は一緒に山に行きましょう!

Posted by: アゲ谷 | 2008年11月15日 21:18
●丸石避難小屋
8月末に27年ぶりに剣山ヒュッテでお泊まりしました。丸石避難小屋で用を足すときは笹の中ですか?何名避難可能でしょうか?
●承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです

コメントする

サイト管理者にのみ通知する

トラックバックURL


トラックバック


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。